忍者ブログ
Pentaxのデジタル一眼K100Dや他の銀塩カメラ、そして中判カメラを使った写真のブログです
[1] [2] [3] [4] [5]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

これから先のブログは http://heallight.exblog.jp/ へ引っ越しました。
PR

Pentax KM SMC50mm F1.7 Y2 filter, Ilford XP2Super

しばらくアップできませんでしたが、ぼちぼちとは撮っています。これはPentax KMで、今回はフィルムをイルフォードのXP2 Superに変更して、フィルターも穏やかなY2にしてみました。もしかしたらノーフィルターでも良かったのかもしれません。このイルフォードのXP2 Superは普通のネガカラーと同じ処理が出来て、町のラボでもあっという間に現像できますし、インデックスが付いてくるのが非常にありがたいです。下手にモノクロフィルムを使うよりもトータルで扱いやすいです。それに、IS400ですがラチュードがものすごく広く公称ISO200-800で使えます。また、粒子性もISO400にしては許容範囲に入っています。僕は中判で多く撮ってきたせいか、フィルムの粒子性はなければない方が嬉しいという感覚があります。ラチュードは確かに広く階調が豊かな印象を受けます。このころから分りだしたのですが、モノクロ写真というのはコントラストよりも階調の豊かさが大事なポイントなんですね。もうIlford XP2Superで決まり!という感じです。将来もディスコンにならないことを祈っています。

上の消火栓?の写真は僕としてはかなり気に入っています。色々な階調とそれにコントラストがあり、今までよりもづっといい感じです。

scn070321_0003.jpg
Pentax KM SMC50mm F1.7 Y2 filter, Ilford XP2Super

ペンタックスのKMですが、思ったよりは使い勝手は悪くありません。そもそもモノクロは露出はシビアではないので、カンでシャッター速度を設定して、あとは絞りを調整するという、絞り優先とシャッター速度優先の中間的な感じで撮りました。ただ、最大で決定的な問題はKMの露出計のスイッチがレンズキャップを外すことでONになる点です。僕の撮影スタイルとしては散歩しながらのスナップなので、キャップは外しっぱなしで長い時間行動することになります。キャップをし忘れると電池は数日で無くなるそうです。結局、この問題が大きく、このKMでの撮影はこのロールが最初で最後になりました。ごめんね・・・KM.

scn070321_0005.jpg
Pentax KM SMC50mm F1.7 Y2 filter, Ilford XP2Super

scn070321_0007.jpg
Pentax KM SMC50mm F1.7 Y2 filter, Ilford XP2Super

この噴水のショットは、非常に大きくすると水玉の一つ一つが分解して見えて、とっても面白いのですが、Webデコの大きさだとそれがお見せできません。
Pentax KMを整備している間にもモノクロ写真を撮ってみたくなりました。もともと僕の場合はモノクロ写真はあまり興味がなかったのですね。なんか、モノクロで撮るとヘタな写真も「それらしく」写ってしまうような感じがしていたので。それとやはり色の刺激というのが好きです。ただ、「Aを理解するためには、Aでないものも理解しないと、本当のAは理解できない」ということをこれまで色々体験的に学んできたので、カラーを理解するためにもモノクロ写真は良いかなっと。ここで、一つ完全に写真の初心に戻ってやってみるのも良いかなっと思いました。

で、使うフィルムですがこれが良くわかりません。とりあえずネットで調べてみると無難な線としてフジのPRESTO400というのがありますので、これを試してみます。白黒の場合はどうもコントラストを稼ぐために、フィルターを使った方が良いようです。そこで、特徴を体感するために一番コントラストの付くR1という真っ赤なフィルターを装着して出発です。


Pentax ME SMC-M50mm F1.7 R1 PRESTO400

ファインダーを覗くと真っ赤ですね。でも、これで自分の意識の中で「モノクロを撮っているのだぞー」という切り替えが出来そうです。で、撮った写真をアップします。なんか、やたらコントラストが高くなるのをねらった写真になってしまいました。あとでじっくり見てみたら、なんか初心者にありがちな傾向だったかもと反省。

scn070307_0016.jpg

以前も、一度だけカラーネガと同じ現像が出来るコダックのモノクロフィルムを使ってモノクロ写真を挑戦してみましたが、その時は全然モノクロ写真に対して良い感触が得られませんでした。ですので、その一本きりで止めてしまったのですが、今回はその良さというのが少し分かりかけてきたような気がします。

あと、今回普通のネガフィルムを使ったのですが、現像が現像所へ取り次ぎなので時間がかかります。現像代はカラーネガと変わらないし、コンタクトも出来てきませんから、スキャンしてみないと様子が分らないというのが欠点でした。それから、今回使ったPRESTO400は、粒子性は良いと言うことになっていますが、それはTri-Xなどと比べるとという意味で、スキャンすると粒子がメチェハッキリしていて、私の感覚では許容範囲ではないです。次回は、別のフィルムでやってみます。
カメラ沼に入り込んでいるかもしれません(笑)。K2,KM,KXといったシリーズもとても興味があったので、オークションを見ていたら程度の良さそうなKMが有り、遊びで入札していたら意外にも落札してしまいました。5,250 円です。ちょうど1ヶ月前のことです。どうして?と思案しましたが、ふっと思いつきました。これはきっとモノクロ写真をやれという点からのお告げかな?と。

で、この落札したKMですが、案外と良くないことがわかりました。出品者は「完動品、ファインダに黒い横ラインが入っています。撮影に支障はありません。露出計も正確に作動しています。」とありましたが、ファインダの黒い線はプリズム腐食ですが、これが思ったよりもハッキリしていて撮影の時はかなり気になります。また、露出計は動きますが2段半もずれています。撮影できないことはないので、そのまま使うことにしました。モルトの交換は2回目なので少し慣れてきました。

ただ、残念ですが、この時代のメカニカルはMEと比較するとやはり年代が立っており、カメラの操作感やシャッター音などは古い!と感じさせますね。MEの味というのは全然ありません。所有して楽しんだり、いじって楽しむ魅力はないですね。重さは気にはなりませんがMEと比べるとかなり重いです。ファインダー倍率は0.8倍の後半ですが、気にはなりません。とりあえず使ってみようと思います。
scan0017.jpg
遅くなりましたが、続きです。これは近所に禅寺があるのですが、その境内で撮ったものです。元のポジの色居合いは、手前に赤い色のものがあってそれの反射で少し赤みを帯びているのが何とも良い雰囲気なのですが、画像ではそれがう完全にはうまく出ませんでした。最近どうもお地蔵さんに円があるようです。

scan0015.jpg
こういうモノトーンで微妙に色が付いているのは好きですね。近くの公園で、雨のあとの水の残りです。

これは最初のボジのスリーブからですが、レンズはFA☆24mm F2.0、フィルムはエリートクローム 100です。良いタイミングで人が入るのを待って数枚撮りましたが、こういうのはずっと待っていると結構日の加減が変わってきて、時間制限があります。スキャンはミノルタのDimageで、2820dpiで撮っています。画素数にしておおよそ1000万画素です。粒子性は許容範囲です。ISO400のネガの時は粒子性が悪く許容できませんでしたが、これならOKです。

scan0011.jpg
これはレンズはSMC-M50F1.7です。不思議な色の付いた枝ですが、ちょうど快晴の青空をバックに良い感じなりました。このポジフィルムは素晴らしいです。こういったコマのポジはCRTでは出せない深さと立体感があります。ちなみに下のショットは、露出をアンダーにしたもので、ちょっと海の中の珊瑚礁のような感じがします。
scan0010.jpg
前述のように、12月に入手したMEがたまにシャッター不良になる症状が分ったのですが、このMEというのは非常に気に入りました。でも修理はお金がかかるということで、やむなく?1月末に2台目のMEを懲りずにオークションで入手。今回はさすがに細かくチェックしてくれている方の出品にしました。今度は6,250 円です!
IMGP1290.jpg
到着したものを見るとまずまず良いですし、電池を入れてチェックするとシャッターもLEDの表示通りの速度が出ています。製造番号はこの2台目の方がはるかに前なのですが、外見はこちらの方が綺麗です。モルトは誰かが一度交換しており、直ぐに使用できる状態です。ただ、この2台目の方はシャッター音が一台目と違います。2台目のMEのシャッター音はなんとなくパコンという感じで、乾いた箱をたたいている感じです。音は私は一台目の方が断然好きです。ファインダーも微妙なんですが、この2台目の方が糸巻き型のゆがみがあるような気がします。

とはいえ、動くのありがたいです。とにかくフィルムを通して試写してみました。とりあえずネガフィルムです。
scan0701315.jpg
町の、布団屋さんの店頭にある郵便受け?です。

scan070131_16.jpg
前のブログで6x6でとった場所と同じです。実は時間的にはこちらの方が先に撮っています。

結果はかなり良好です。露出計の値は2台のMEは良く一致しています。しかし、スリーブを見ると、なんとシャッターが開いていない素通しのコマが一つあるではないですか!うーん、これはたまにシャッターが開かない不良が起こるのか・・・。撮影したときは確かにミラーの動作音はしていて全く違和感はなかったのですが。そして、次にカラーポジを使って撮影してみましたが、この時も全く同じように、スリーブの中で一コマだけシャッターの開いていないコマがあり、この問題は間違いなくなりました。うーん、当面これとは共存するしかなさそうです。
お正月にブロニカのSQAiで近所をとりました。実はブローニーのフィルムが半年ぐらいの期限切れで5本ほど残っていたのでそれを使いました。色はまあまあでしょうか。でもブローニーの現像を出したのは本当に久しぶりです。1年以上ぶりではないでしょうか。やはりポジフィルムは素晴らしいですね。色合いとか、透明感とか、立体感がモニターとは比べものになりません。ビューワーも久しぶりに登場しました。

scan005.jpg
Bronica SQAi, Zenzanon-PS 80mm F2.8, Kodak E100
近所の神社で巨大なイチョウの木で、神木ですね。
お正月でおみくじが沢山付いています。

scan009.jpg
Bronica SQAi, Zenzanon-PS 80mm F2.8, Kodak E100
石屋さん?の一角です。

今回アップしたものはあまり色が目立たないもになりましたね。
「価格.comプロダクトアワード2006 カメラ関連」でK100Dがでプロダクト大賞に輝きました。ペンタックスとしては画期的ではないでしょうか。何故かユーザレビューピックアップに私のレビューも載っています。この価格.comの書込みをペンタックスの方達も良く観てくれているのだと思います。わたし自身は今、50%ぐらいは銀塩回帰になっておりますが、K100Dはまだまだ沢山使ってゆきますので。
昨年末に入手したMEですが、モルトがダメになっていることに気がつきました。まあ古いカメラの場合はモルトがダメになっていることが多いのです。これもモルトの素材をYahooで売っている人がいましたので、1000円で購入しました。自分で交換するわけですが、こういった作業は馴れているので不時に終わりましたが、最近近いところが見えにくいので(老眼(笑)・・・)、すこしやりづらかったですが。

IMGP0978.jpgIMGP0975.jpg

それで使う準備が出来たわけですが、こうやっていろいろいじっているうちに気がついたのですが、AE動作のときにファインダー内のLEDは常に光の明るさに反応して好調なのですが、まれにシャッター速度がLEDで表示された早さで落ちません。このMEは機械的には1/1000秒のシャッターで、電磁的にそれを遅くして他のスピードを出しているのですが、たまに1/1000秒で切れてしまうことがあります。どうも、どこか電気系の接触が悪い感じです。起こる時は起こるし、起こらないときは全然起こらないし。頻度としてはあまり多くないので、とりあえずこの状態でネガのフィルムを入れて、お正月のファイミリー写真を撮りました。結果は、非常に良好でした。ただ、このままポジを入れて撮影するのはどうも気が進みません。もちろん、プロの修理に出すことも可能ですが、1.5万円ほどかかると言うことで、お金もないので(笑)、すこし躊躇していました。
プロフィール
HN:
ねこひるね
性別:
男性
職業:
セラピスト
自己紹介:
本来は中判カメラ派・銀塩写真派なのです。デジカメを使い始めたのは非常に古くカシオのQV2000UXでした。デジカメは止めて銀塩一筋になりましたが、その後多忙で銀塩を取る機会がめっきり減ってしまいました。今回はペンタックスのデジタル一眼K100Dを使うことで写真復帰を目指します。この慣れない環境で悶絶葛藤の有様をブログにしました。
最新記事
最新コメント
[12/08 ねこひるね]
[12/08 s-nob]
[11/01 ねこひるね]
[11/01 ねこひるね]
[11/01 s-nob]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新トラックバック
ブログ内検索
アクセス解析

忍者ブログ[PR]