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Pentaxのデジタル一眼K100Dや他の銀塩カメラ、そして中判カメラを使った写真のブログです
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それからなんといっても非常に大事な出来事としては、サンヨーのEneloopの誕生があります。それまでの充電池というのはどうしても自然放電があります。カメラの中に入れておくと自然と電池がなくなってしまうのですね。今までフィルムカメラを使ってきた立場からいうことこれは本当にとんでもないことです。だって、いざ撮りたいと思ったときに電池がなくなってしまっているわけですから。毎日毎日、充電状態にしておかないとハッキリ言って使い物になりません。特にこの傾向は専用電池に顕著でした。ですから、最初に使ったカシオのQV2000UXは単三型の電池が使えたのでめちゃひどいという感じではなかったのですが、現在使っているコンデジのカシオのエクスリムは専用電池でこれが自己放電の早いこと早いこと。一週間なんて全然持ちませんね。困った物です。そもそもこの家電製品のあふれている現在、常にACコードをつなげて充電しているほどの余裕はありません。そもそも、充電するためにはカメラバックやいれものからいちいち出さなければなりませんから、日常にカジュアルに使うにはこれほど使い勝手が悪い物はないのです。

この状況を一変させたのはサンヨーのエネループというニッケル水素充電池です。これは自己放電が少なく、公称だと半年ほおっておいても80%が残っているという優れものです。これによって事態が一変しました。私の日常で使っている様々の電子製品の電池はこのエネループにどんどん置き換わっています。もう、普通の乾電池をいちいち買ってきて買い置きをする必要がなくなりました。これは本当にありがたいです。で、デジカメ一眼を使おうと思った要素の中に、このエネループの発売があるのですね。これならエネループを2セット用意しておいて、1セットを常に満タンにしておけば、電池が切れていて使えないという状況が起こりません。カメラバックの中に入れておいてもいつでも使えることが出来ます。これは本当に大きかったです。ですから、K10Dも含めて数あるデジカメ一眼の中で単三型が使えるというK100Dというのは本当に欲しい選択肢の一つだったのですね。
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週末は特に忙しいので、撮影をしている暇がないのですが30分ほど、近所を散歩して実際の条件で試し撮りしてみました。まだJPEGで撮っています。日中はISO200固定です。今回はFA*24をつけて歩きます。撮影は良好。昔の感覚を少し取戻しました。視野も狭いけど、一応許容範囲です。シャッター音はすこし甲高い部分耳に残りますね。他は良好。
3662226a.jpg


太陽を入れた逆光で撮ったら、空が全部白飛びしてしまいました、ギャー!ハッハッハッ、所詮今のデジカメなんてこんなもんよ。IMGP0035.jpg
来ました、来ました!
K10Dの発表と交錯して到着。

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第1印象。
それほどはチャチクない。
案外と重い。
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もちろんすでに店頭でいじってはいるわけなんですが、自分の家で手に取ってみると 案外と違う物です。この価格でのチープさは感じないのですが、重さは意外でした。 もっとはるかに思い中判カメラに慣れているのに、と思われるかもしれませんが、 中判カメラはウエストレベルで使うのが大部分で、アイレベルまで持ち上げることは滅多にありません。アイレベルまで持ち上げるのに、自分はMZ−3に慣れてしまって いるからなんですね。MZ−3は425g、K100Dは560g、同じレンズをつけても この差は案外と大きいのです。ちなみに、K10Dは710gなのでK10Dにしなくてよかったとホッとしました。僕は基本的に、手持ちのスナップ写真派なので重さは案外と 大事。

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第2印象
やっぱ、視野が狭いぜ!
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正直、みんなこんな視野でよく写真が撮れるなー、と思います。MZ−3はもともと視野倍率は大きくないですが、APSサイズで更に倍率もMZ−3と同じぐらいないので やっぱ狭い。これが今までデジタル一眼を買わなかった理由の一つでもあるのですが、 実際に自分で「撮すぞー」というノリでファインダーを覗くとがっかりです。

私の常用レンズはM50mm-F1.7と、FA*24mm-F2.0です。50ミリでの画角の狭いこと(笑)。 6畳とか4.5畳の部屋ではとても使いづらい画角になってしまっています。私の気に入っていたFA*24mm-F2.0は何とか広角として使って行けそうです。実はシグマの70-200mm:F2.8というズームがあるのですが、これはAPSサイズでは非常に使いづらく残念です。

私の使い方は基本的に手持ちのスナップ写真です。しかも、中判カメラの影響を受けて被写界深度は浅い方ばっかりを使っています。ですから、レンズもF3なんてとてもとても暗すぎで、買う気にはなりません。この辺がまた私にとってデジタル一眼を難しくしています。

銀塩で50ミリ開放で撮れる世界が懐かしい。 本当はペンタックスでいうとMEとかMXが欲しかったんですけどね。

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第3印象
ISOが3200まで変わるの超嬉しいー!
これこそまさにCCDの醍醐味です。
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そもそも、写真フィルムに比べてCCDは量子効率が10倍近く良いのです。 理想的なCCDであればフィルムの10倍の感度あるはずなのです。 今回K100Dを買った理由は実はこのところにありました。他のデジカメと 比べて高感度設定にしたときのノイズが少ないので、800とか1600でもフィルムと比較して十分すぎるほどの画質を持っています。もしも、フィルムだったらISO400のものはISO100の2倍近い価格がします。しかも、フィルムは一旦入れてしまったら途中で切り替えが出来ません。デジカメであれば、余計な費用が 全くかからずに、高感度撮影が出来、しかも自由に選択できます。そしてK100Dの場合は強力な手ぶれ防止がボディーに組込まれていますから、まさに鬼に金棒。 手持ちのスナップ写真派としてISO100での撮影で、これまでどれだけ低速シャッターに
悩まされたかは分りません。これでブレを気にせずスナップ出来るようになるのは本当に嬉しいことです。

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第4印象
Mレンズが使いにくい(涙
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MZ−3はMレンズは絞り値表示は出ないものの、絞り環の動きに応じてちゃんと測光値がリアルタイムで変わって行きました。ですから、AFが好きでない私としては極めて快適に撮影できていました。ところが、ペンタックスのデジカメはistDの時代からMレンズの絞り環情報が測光システムへ伝わらないようになってしまいました。その代わり、設定をマニュアルにして、AE−Lのボタンを押すと、瞬間的に絞り込み測光を行なって適正のシャッタースピードにしてくれます。これでかろうじて使えるわけで、ネットの書込みではみなさんこれで使える使えると喜んでいる人が多いですが、 これは事実ではありません。いちいち、AE−Lボタンを押さないと測光してくれませんから、 MZ−3の時代と比べると大幅に面倒くさいです。しかも、現在の仕様ではこのマニュアルモード+絞り込み測光では、露出補正が効かないようです。自分で、シャッターをずらさないとイケないようです。これはメチェ不便です。

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第5印象
新品は愛着がない
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実は私はこれまで、中判やMZ−3は全部中古を買っていました。中古っていうのは他人が使った物なのでそういうのを嫌がる人もいますが、僕は逆に手に取ったその瞬間から愛着を感じます。人のエネルギーがすでに入っているというか、これまで何らかの経路をたどってここまで、私の手まで到達したというそのカメラ独自のカルマが組込まれているのですね。 ところが、この新品のしかもデジカメというやつは全然愛想がありません。ただの機械!です。 だから全然愛着が湧きません。
ギャー、本当に発表になりました!しかも噂されていたスペックは全部本当。 唯一違ったのは単三電池が使えなく、専用バッテリーになったことです。 しかし、これは素晴らしいデジカメを作ったものです。これで初めてニコンやキャノンに対抗できる物が出てきたと思います。ペンタックス万歳です。しかし、これでKマウントレンズの中古市場が高騰しそうな感じでその点は涙。
実はネットには少し前からペンタックスの10メガピクセル機種のK10Dの噂が沢山流れていました。 性能的やスペックでは非常に魅力的で、価格も10万円ぐらいです。これはかなり躊躇しました。 でも、銀塩派の自分としてはたかがAPSサイズのデジカメにそんなお金を使いたくないとも感じました。 そして、K100Dはネットの情報やサンプルを見る限りでは現存のこの価格帯のものとしてはダントツに 良いと思いました。この辺はスペックではないと思いました。実は噂では9月13日にK10Dの 発表があることになっていて、迷いに迷いましたが、発注してしまいました。

ヨドバシのネットで発注しました。ポイントは14%。店頭のポイントは10%だったので、ネットで発注。数日前まで在庫ありになっていたのに、今日は「取り寄せ」になっているではないか。悔しー(笑)
世の中にはデジタルが苦手な年代がいますが、私はデジタルが苦手で銀塩写真に入ったのではありません。前職では研究用のCCDセンサーを使った装置を設計・製作していましたので、どちらかというと最先端のテクノロジーを導入して作る側でした。生のCCDチップを扱ったり、周辺回路を設計・製作したり、 画像処理プログラムを書いたりとどちらかというとデジタル屋さんでした。

写真の世界に入ったのもカシオのQV2000UXというデジカメでした。でも、その後のめり込んでゆくと銀塩写真の素晴らしさ、中判カメラのもたらす世界が気に入って、デジカメでの作品作りはやらないようになりました。

その後、しばらく銀塩・中判で写真をやっていたのですが、転職したことで、時間とお金がなくなってしまい、 作品作りから遠のいてしまいました。銀塩はポジフィルムで撮って、現像所へ持って行き、フィルムをスキャンしてデジタル化し、パソコンで処理して行きます。フィルムはフィルム代+現像代で120と呼ばれる長さの物で 一本あたり約1000円の費用がかかります。また、現像所へ持って行き、持って帰るという手間、フィルムを スキャンするという手間がかかるので、かなり時間を要します。今のように、お金も時間もないとなると なかなか継続的に写真を撮って行きにくくなります。

で、よいデジタル一眼レフはない物かと、市場をずっと見てきましたが、ここに来てやっとある程度納得できる物が出てきました。それがペンタックスのK100Dです。もともとMZ−3というペンタックスのフィルム一眼レフを 持っているために、所有のレンズが使える方がはるかによいです。

で、とても大事なことがおきました。
それはMZ−3が壊れてしまったのです。
旅行の時にはまだまだMZ−3を使っていたので、
困った自体になりました。

いや、それだけではありません。
実は妻は、以前私が写真のコンクールで銀賞をもらったときの景品のニコンのAPSのフィルムカメラ を使っていたのですが、この夏にプールに落として(正確には妻が自分で写真を撮りながら 過ってカメラと一緒にプールに落ちてしまって(笑))ダメにしていたのでした。 なのでその分の補充も必要でした。

この2つの事件が重なって、新しいカメラを買う理由が出来たのです!
妻に「修理に出してもお金がかかるし、HPの製作用にもデジタル一眼が欲しかったから」
「新しくて、良いデジタル一眼が出ているし、10月までは1万円のキャッシュバックがあるから」
「僕が使っているコンパクトデジカメをあげるからさー」
という大義名分が立ちました。

わたしのMZ−3はまさに人柱となり道を譲ったのでした。
プロフィール
HN:
ねこひるね
性別:
男性
職業:
セラピスト
自己紹介:
本来は中判カメラ派・銀塩写真派なのです。デジカメを使い始めたのは非常に古くカシオのQV2000UXでした。デジカメは止めて銀塩一筋になりましたが、その後多忙で銀塩を取る機会がめっきり減ってしまいました。今回はペンタックスのデジタル一眼K100Dを使うことで写真復帰を目指します。この慣れない環境で悶絶葛藤の有様をブログにしました。
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