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Pentaxのデジタル一眼K100Dや他の銀塩カメラ、そして中判カメラを使った写真のブログです
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来ました、来ました!
K10Dの発表と交錯して到着。

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第1印象。
それほどはチャチクない。
案外と重い。
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もちろんすでに店頭でいじってはいるわけなんですが、自分の家で手に取ってみると 案外と違う物です。この価格でのチープさは感じないのですが、重さは意外でした。 もっとはるかに思い中判カメラに慣れているのに、と思われるかもしれませんが、 中判カメラはウエストレベルで使うのが大部分で、アイレベルまで持ち上げることは滅多にありません。アイレベルまで持ち上げるのに、自分はMZ−3に慣れてしまって いるからなんですね。MZ−3は425g、K100Dは560g、同じレンズをつけても この差は案外と大きいのです。ちなみに、K10Dは710gなのでK10Dにしなくてよかったとホッとしました。僕は基本的に、手持ちのスナップ写真派なので重さは案外と 大事。

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第2印象
やっぱ、視野が狭いぜ!
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正直、みんなこんな視野でよく写真が撮れるなー、と思います。MZ−3はもともと視野倍率は大きくないですが、APSサイズで更に倍率もMZ−3と同じぐらいないので やっぱ狭い。これが今までデジタル一眼を買わなかった理由の一つでもあるのですが、 実際に自分で「撮すぞー」というノリでファインダーを覗くとがっかりです。

私の常用レンズはM50mm-F1.7と、FA*24mm-F2.0です。50ミリでの画角の狭いこと(笑)。 6畳とか4.5畳の部屋ではとても使いづらい画角になってしまっています。私の気に入っていたFA*24mm-F2.0は何とか広角として使って行けそうです。実はシグマの70-200mm:F2.8というズームがあるのですが、これはAPSサイズでは非常に使いづらく残念です。

私の使い方は基本的に手持ちのスナップ写真です。しかも、中判カメラの影響を受けて被写界深度は浅い方ばっかりを使っています。ですから、レンズもF3なんてとてもとても暗すぎで、買う気にはなりません。この辺がまた私にとってデジタル一眼を難しくしています。

銀塩で50ミリ開放で撮れる世界が懐かしい。 本当はペンタックスでいうとMEとかMXが欲しかったんですけどね。

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第3印象
ISOが3200まで変わるの超嬉しいー!
これこそまさにCCDの醍醐味です。
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そもそも、写真フィルムに比べてCCDは量子効率が10倍近く良いのです。 理想的なCCDであればフィルムの10倍の感度あるはずなのです。 今回K100Dを買った理由は実はこのところにありました。他のデジカメと 比べて高感度設定にしたときのノイズが少ないので、800とか1600でもフィルムと比較して十分すぎるほどの画質を持っています。もしも、フィルムだったらISO400のものはISO100の2倍近い価格がします。しかも、フィルムは一旦入れてしまったら途中で切り替えが出来ません。デジカメであれば、余計な費用が 全くかからずに、高感度撮影が出来、しかも自由に選択できます。そしてK100Dの場合は強力な手ぶれ防止がボディーに組込まれていますから、まさに鬼に金棒。 手持ちのスナップ写真派としてISO100での撮影で、これまでどれだけ低速シャッターに
悩まされたかは分りません。これでブレを気にせずスナップ出来るようになるのは本当に嬉しいことです。

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第4印象
Mレンズが使いにくい(涙
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MZ−3はMレンズは絞り値表示は出ないものの、絞り環の動きに応じてちゃんと測光値がリアルタイムで変わって行きました。ですから、AFが好きでない私としては極めて快適に撮影できていました。ところが、ペンタックスのデジカメはistDの時代からMレンズの絞り環情報が測光システムへ伝わらないようになってしまいました。その代わり、設定をマニュアルにして、AE−Lのボタンを押すと、瞬間的に絞り込み測光を行なって適正のシャッタースピードにしてくれます。これでかろうじて使えるわけで、ネットの書込みではみなさんこれで使える使えると喜んでいる人が多いですが、 これは事実ではありません。いちいち、AE−Lボタンを押さないと測光してくれませんから、 MZ−3の時代と比べると大幅に面倒くさいです。しかも、現在の仕様ではこのマニュアルモード+絞り込み測光では、露出補正が効かないようです。自分で、シャッターをずらさないとイケないようです。これはメチェ不便です。

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第5印象
新品は愛着がない
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実は私はこれまで、中判やMZ−3は全部中古を買っていました。中古っていうのは他人が使った物なのでそういうのを嫌がる人もいますが、僕は逆に手に取ったその瞬間から愛着を感じます。人のエネルギーがすでに入っているというか、これまで何らかの経路をたどってここまで、私の手まで到達したというそのカメラ独自のカルマが組込まれているのですね。 ところが、この新品のしかもデジカメというやつは全然愛想がありません。ただの機械!です。 だから全然愛着が湧きません。
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プロフィール
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ねこひるね
性別:
男性
職業:
セラピスト
自己紹介:
本来は中判カメラ派・銀塩写真派なのです。デジカメを使い始めたのは非常に古くカシオのQV2000UXでした。デジカメは止めて銀塩一筋になりましたが、その後多忙で銀塩を取る機会がめっきり減ってしまいました。今回はペンタックスのデジタル一眼K100Dを使うことで写真復帰を目指します。この慣れない環境で悶絶葛藤の有様をブログにしました。
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