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Pentaxのデジタル一眼K100Dや他の銀塩カメラ、そして中判カメラを使った写真のブログです
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MEは質感も気に入りましたが、ファインダーも大きな特徴を持っています。ファインダーの倍率が0.97倍と非常に1に近いのですね。これは50㎜レンズをつけたときに、実際に裸眼で被写体を見た大きさと同じに見えると言うことです。また、同時にファインダーの像がとても広いということですね。これが一体どのぐらい違うのかというのを実際にコンデジで写真にしてみました。

K100Dの視野倍率は0.85倍で、これでも他の同じ価格帯のデジカメと比べて良い方ですが、それでも本当に本当にちっちゃなちっちゃな覗き窓という感じです。これに例の拡大アイカップO-ME53を装着すると、視野倍率は1.0になりますが、それでもまだまだ小さいのです。実は、デジ一の視野倍率というのは何故か?やはり50㎜レンズを装着したときで定義されているのですね。これは絶対におかしい話です。本当は同じ画角で定義するべきなので35㎜とかを装着した場合の倍率にするべきなのですけどね。ともかく、拡大アイカップを装着しても、MEの視野よりも狭いのはCCDが35㎜よりも小さいAPS-Cサイズだからです。

MEの0.97という視野倍率はフィルム一眼レフの中でもダントツです。ペンタックスではMXやMEsuperなども同様です。かのニコンでさえも0.8倍の後半程度です。まあこれには良い悪いがあって、これだけ視野が広いと端の方を見るためには眼をすこし回さないと見えにくいという点はあります。倍率はもう少し小さい方が端まで確認しやすいという点はあります。ただ、実際に眼で覗いたときの感覚的な違いは、ここで画像で示した以上の違いがあります。K100Dに拡大アイカップをつけたとしても、それはまるで暗い部屋でテレビを見ているかのような感覚です。
拡大アイカップつかなかったらとんでもない小ささです。一方、MEのファインダーはまるで映画館でスクリーンを見ていように、対象に対する臨場感がまるで天と地の開きがあります。視野角が広いですし、倍率が一倍に近いので、特にスナップ撮影では、裸眼で対象を見ていて、撮したいと思ってカメラを持ち上げてファインダーを見ても、まるでカメラが透明になったような、自分と対象の距離感はそのままで、単に黒い枠が入ってきただけの感覚があります。

これはなかなか文章で説明してもその感覚を伝えるのは限界はあります。これこそまさに百聞は一見にしかずです。この様にファイだーだけでもMEは道具として非常に気に入ってしまいました。唯一難を言えば、ファインダーが本当にぎりぎりの広さのために、窓の左端のシャッター速度の表示が視野内へ侵入してしまってこれだけはいただけませんが。
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自己紹介:
本来は中判カメラ派・銀塩写真派なのです。デジカメを使い始めたのは非常に古くカシオのQV2000UXでした。デジカメは止めて銀塩一筋になりましたが、その後多忙で銀塩を取る機会がめっきり減ってしまいました。今回はペンタックスのデジタル一眼K100Dを使うことで写真復帰を目指します。この慣れない環境で悶絶葛藤の有様をブログにしました。
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