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Pentaxのデジタル一眼K100Dや他の銀塩カメラ、そして中判カメラを使った写真のブログです
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最近、作品ではなく仕事のパンフレットを作るので人物撮影をしました。その時に、35㎜F3.5と50㎜F1.7を付け替えて見る機会があったのですが、その絵の世界の違いにちょっと驚愕しました。まるで世界が違います。35㎜F3.5はF4で撮っていたのですがまるでぺたっとした世界です。それに比べて50㎜F1.7は空気感というか、その空間の雰囲気というかすごくいい感じです。ファインダーを覗いたときの臨場感がまるで違いますね。これは別に35㎜F3.5の性能が悪いということではなく、ちゃんと撮れているのですが被写界深度のなせる業です。被写界深度はFでも変わりますが、焦点距離でも変わりますので、この組合せだと思った以上に35㎜F3.5は深度が深くなりますね。

IMGP0822.jpg 35㎜は画角的にはフィルムカメラでの50㎜を再現して、確かにスナップし易いのですが所詮は偽の標準レンズだと私は感じます。35㎜で同じような被写界深度を得るためにはF1.0のようなレンズが必要になってきます。フィルムカメラでのレンズのスペックというのはたまたまではなくて、それなりの理由があるのだと思いますね。だから絵の雰囲気はデジタル一眼になって35㎜をつけても再現できるわけではないのです。まあ、この辺は中判カメラと35㎜フィルムカメラを併用していた時代は良く理解していたのですが、デジタル一眼になって改めて体感したという感じでしょうか。

で、MFでのピント合わせもしばらく35㎜F3.5に慣れていたせいでしょうか、50㎜F1.7に付け替えたら天と地の差がありました。50㎜F1.7はピントの山がハッキリとしていて、フォーカスはもう間違えようがないよ!っていうほどわかりやすいです。これも思った以上にショックでしたね。

そういうことで、画角的には35㎜が良かったのですが、絵としてはやはり50㎜がいいなぁということで、少し戻りつつあります。そうなるとやはりAvモードが使えるAレンズが欲しいところです。
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ねこひるね
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自己紹介:
本来は中判カメラ派・銀塩写真派なのです。デジカメを使い始めたのは非常に古くカシオのQV2000UXでした。デジカメは止めて銀塩一筋になりましたが、その後多忙で銀塩を取る機会がめっきり減ってしまいました。今回はペンタックスのデジタル一眼K100Dを使うことで写真復帰を目指します。この慣れない環境で悶絶葛藤の有様をブログにしました。
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